「中国語(台湾華語)を子供に教えたいけど、日本における台湾華語のリソースが少ないと感じている」
「台湾華語を学びたいけど、使い勝手が良い教材や教具はわからない」などのお悩みはありませんか。
4歳になった我が子のために、これから意識して台湾華語の読み書きの取り組みを生活のなかでやっていきたいと思いますので、ブログでもシェアしていきたいと思います。
日本にいながら子供に台湾華語を学ばせたい方の参考になれば嬉しいです。
我が日台結婚の家族における子どもの言葉学びの軌跡
我が家の中国語(台湾華語)の読み書き練習取り組みを紹介するまえに、我が子の言葉学び(読み書きに焦点を当て)について触れたいと思います。
我が日台結婚の家族では、4歳の子どもと私の間のは中国語で会話することが多いですが、パパは日本語オンリーなので子どもとは日本語で話しています。
育休とってた2年間+昨年からのコロナがきっかけでずっと家で過ごしてきた1年間超、つまり、子どもは生まれてから3/4の時間がほぼ「台湾華語のウェート > 日本語のウェート」の環境で生活しています。
しかし、読み書きとなると、不思議に日本語のほうが先に覚えたのです。
なんでだろうー。今でも理由が分かりません。
英語はおうち英語をやっているなかで意図的に読み書きを教えているので、先に英語の読み書きを覚えたことに違和感がないですが、我が子の初の読み書き敏感期(3歳半~4歳になる手前)において、日常生活の中で使う頻度がやや高い台湾華語ではなく、日本語のほうに先に興味が出たことには驚きました。
4歳になった今では、3歳半頃の読み書き敏感期のほどに文字認識に興味を示さず、また、台湾華語となると漢字のほうを先に覚える傾向が出ています。
いままでは右脳の能力を伸ばしたい思いもあったため、あまり文字を教えることに力を入れない(英語を除く)スタンスで居ましたが、年長さんになる時ぐらいは台湾華語の注音もほぼ完ぺきにしてほしいと思うので、最近は教具を作って、台湾華語の注音の練習を遊びの中に取り組んでいます。
【3歳~】台湾華語初心者向け!おうちでの読み書き練習取り組み
幼児向けの我が家での中国語(台湾華語)読み書き練習のアクティビティを紹介します。いずれも我が子が実際に楽しんでいる遊びです。ぜひ試してみていただけると嬉しいです。
◆対象年齢:3歳以上~小学校3年生ぐらい
【台湾華語】おうちでの読み書き練習取り組み① 注音を絵で表現してみよう!
◆事前準備:ペン、子どもが自由にかける大きさの紙(我が家ではA3サイズを使っています)
◆最小人数:2人(親、子ども)
我が家の台湾華語練習取り組みの一つは、台湾華語の注音を絵で描いてみることです。
例えば「ㄅ」はバス「ㄅㄚ ㄕˋ(巴士)」を連想させるように、バスを描きながら子供に教えています。
子どもはママが描いたものをまねたがるので、お描きを通じて注音の書き方を覚えるのは本アクティビティの狙いです。
3歳頃の子どもが上手に描くのが難しい時はありますが、その時は無理して描いてもらうことはしないよにしています。代わりに、子どもに注音を書くことを誘導し、子どもが書いた注音を使って自分が絵を完成させるようにしています。
大切なことは親子で絵をを通じて楽しく注音を学ぶことだと思いますので、子どものお絵描きの上手さや完成度には求めないようにしています。
【台湾華語】おうちでの読み書き練習取り組み② 注音ビンゴを遊ぼう!
◆事前準備:ペン、サイコロ×2、ビンゴ用紙(我が家ではミニホワイトボードを代用)
◆最小人数:2人(親、子ども)
◆準備手順と遊び方:
①12マスのビンゴを様式を書いて、12マスに対して練習したい注音を書く(単音でも結合韻でもOK)
②サイコロ二つを用意し、それぞれ一意の番号等を振り当てる(例えば1~12など)。①の12マスに対して一つずつサイコロと同じの番号等を振り当てる
③順番でサイコロを回し、サイコロが出た数字と同じ番号のマスに書かれている注音を読みながら、マークを付ける(すでに出たことがある番号が出た場合は、再度サイコロを回す)
④一列そろったらビンゴと言いながら線でつなぎます。最終的に線が多い人が勝ち
4歳の子どもは最近この注音ビンゴを一番気に入っています。
注音ビンゴのアクティビティ狙いは、遊びを通じて注音(結合韻を含む)の形を覚えてもらうこと、注音を認識する意識をもってもらうことです。
準備作業の段階で、我が家は台湾の幼児向け注音教材を参考にしながら毎回異なる注音(結合韻を含む)を選ぶよう子どもを誘導します。また、綺麗ではなく、ときに間違いもありますが、子どもに自分が選んだ注音を見ながらビンゴ用紙に書いてもらうようにしています。
いまの段階ではとにかく注音を認識し、注音を書くことに興味を持ってもらうことが狙いですので、子どもが書いたものに関して綺麗さ、正確さを求めていないです。
【台湾華語】おうちでの読み書き練習取り組み③ 注音磁石を使って結合練習をやってみよう!
◆事前準備:ホワイトボート、注音磁石×2セット程度、単語カード(本での代用でもOK)
◆最小人数:1人~
◆遊び方:
磁石を使った注音の結合練習の遊び方はとてもシンプルで、単語カードで出た単語の注音と同じ注音を探し、磁石で並べてみる、ということです。注音磁石や単語カード等の事前準備は少しいりますが、4歳を過ぎると、子ども一人でも遊べる単純な遊びです。
少し上手になってから、ママと子供が競争して早く単語の注音を並べた人が勝ちなど少しルールを変えてやってみれば、親子で楽しめるアクティビティになります。
注音磁石を使った結合練習アクティビティの狙いは、聲符と韻符を結合する能力を身に付けることです。ぜひ子供が好きなテーマなどの単語を用意して、子どもの興味を引き出すよう遊んでみてください。
ちなみに、我が家は手作りのカードや教具が増えてきたので、最近は片付けしやすい作りに意識するようにしています(子どもが暴れると、あちこちで紙が散らかすような状況に陥ることがないようにするため・・)。
ホワイトボードが欲しいけど、場所が取らず、片付けしやすいものを探したところ、A4サイズのミニホワイトボードを見つかりました。スタンド機能付きで、使わないときは本と一緒に置けば良いので、コスト面、性能面、片付けの楽さも最高です^^
台湾華語初心者向け!日本で購入できる読み書き練習の書籍
「日本で台湾華語の注音の遊びをしたいけど、どの単語を使えばよいのかがわからない」時はありませんか?
日本人向けの台湾華語の教材を参考してみてはいかがでしょうか。いずれも日本語で解説し、中国語(台湾華語)の音声ファイルもダウンロード可能な書籍ですので、初心者にかなり優しい教材です。
【日本人向け】台湾華語読み書き練習おすすめ教材(日本語での解説有)
・台湾華語単語 はじめの1000
華語文能力測験(TOCFL)入門~基礎級レベルに対応の教材です。テーマは多岐で、数字や色、場所、人物、人称代名詞、動き、日常生活など観光から現地生活まで網羅されています。単語に対応した例文(注音付き)もあり、台湾華語初心者の方はもちろん、子どもに台湾華語を教える方にも役に立つ1冊です
・台湾華語&繁体字練習帳
華語文能力測験(TOCFL)入門レベルの基本漢字100字程度を中心に練習する教材です。「字」に対して詳しく説明していて、単語やフレーズも用意されています。書き込み式で、「なぞり書き」のパーツがあることは特徴です。
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