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【2歳~】WORLDLIBRARY(ワールドライブラリー)の自己探索絵本

ワールドライブラリー自己探索絵本 絵本多読

クシュラの奇跡」をご存じでしょうか。

ニュージーランドで染色体に異常をもって生まれた女の子クシュラは、様々な疾患や複雑な障害を持っていました。親が絵本の読み聞かせをあきらめずに継続することによってクシュラの知能を健常児の平均以上の知能を発達させたという実話です。

絵本は子どもの可能性をひらく力があり、幼少期の読み聞かせは言葉の発達を促すだけではなく、こどもの安心感やIQ・EQの向上にも繋がり、子どもの一生の財産になる、と様々の研究より読み聞かせの効果が報告されていますよね。

我が家も多くの家庭と同じように、絵本を通じて子供の世界観を養いたいという思いのもと、子供が0歳のときから絵本の読み聞かせを実践しています。

せっかくの親子の時間だから、できるだけ色んな国の絵本を手に入れるようにしていて、子供の視野を広げようと心掛けています。

「どんな絵本が良いかなぁー」と子供の発達を考えながら、その時期に適合する絵本を選んだりしていますが、時間がかかることは否めないです。

そんな中で、「WORLDLIBRARY Personal」(ワールドライブラリーパーソナル)というサービスが、世界中の絵本探しを手助けしてくれています!

ワールドライブラリーパーソナルとは何かを一言でいうと、「子どもの発達に応じた世界の翻訳絵本を家に届くサービス」ですが、実際に家に届いた絵本のテーマの種類の多さに感心しています。

本記事は「ワールドライブラリーパーソナル」のサービスについて触れながら、自宅に届いた2冊の「自己探索絵本」についてご紹介したいと思います。

WORLDLIBRARY Personalとは?

WORLDLIBRARY Personal(ワールドライブラリーパーソナル)は海外の絵本を翻訳出版している株式会社ワールドライブラリーが提供する定期絵本配本サービスです。

◆対象年齢:1歳~7歳

ワールドライブラリーパーソナルは世界30か国や地域を超える翻訳絵本から毎月1冊配本し、自宅に届く絵本はストーリー絵本だけではなく、仕掛け絵本や図鑑、自己探求系の絵本などが含まれています。

絵本のテーマの幅が広いうえに、割と深い内容の絵本が多い印象でして、小さい子供も大人も楽しめると思います。

親が絵本を選ぶ時間を節約できるだけではなく、子どもが日本にいながら世界の国の文化や価値観を自然に触れることはとても良いですよね。

ちなみに、翻訳絵本といっても、なかにも外国語と日本語を併記する絵本もある、マルチリンガルの教育材料としても使えます!

ご興味がある方はぜひ公式サイトで見てみてください。

WORLDLIBRARY Personal公式サイト

おすすめのWORDLIBRARY(ワールドライブラリー)絵本:自己探索編

では、実際に我が家に届いたWORLDLIBRARY Personal(ワールドライブラリーパーソナル)の絵本をご紹介したいと思います。本記事でご紹介したいのは、自己探求系の2冊です。


2冊ともワールドライブラリーでは2歳向けの翻訳絵本として定義されていますが、内容が深いため、幼児だけではなく小学生にも大人にもかなりおすすめです。

【2歳~のWORLDLIBRARY Personal翻訳絵本】ピンクー にじのでるばしょ Monstruo Rosa(スペイン)

ワールドライブラリー翻訳絵本_ピンク―にじのでるばしょ

本記事でご紹介する1冊目のWORLDLIBRARY (ワールドライブラリー)の絵本は『ピンクー にじのでるばしょ』(Monstruo Rosa)です。

『ピンクー にじのでるばしょ』(Monstruo Rosa)はスペインのオルガ・デ・ディオス(Olga de Dios)の作品で、ワールドライブラリーが日本で翻訳出版した絵本です。

「上海国際児童図書展2013金の風車賞」や「Premio Apila Primera Impresión2013」、「Premio Triángulo Cultural 2014」などの賞を受賞している作品です。

◆『ピンクー にじのでるばしょ』のあらすじ

主人公のピンクーはピンクー色。しかし、周りの人や物すべては白色。
小さいごろから自分と周りとの違いを気づくピンクーがその違いを受け入れるつもりだが、やがって自分らしい生き方探しの旅にでる。ピングーはどんなことに出会うことになるのか・・?

台湾人ママYuka
台湾人ママYuka

『ピンクー にじのでるばしょ』は幼児から楽しめながら、

  • 自分らしさとは何か
  • 周囲との違いを理解することは大切だが盲目に同調する必要はあるのか
  • 自分の良いところ、魅力なところを保ったままで生きるためにどうすれば良いか

などを考えさせられる1冊です!


親子でいろいろと会話しながら楽しめる絵本だと思います。

ちなみに、オルガ・デ・ディオス(Olga de Dios)の数々の作品では鮮やかな色を使っていて、幼児の心つかめられるためにとてもシンプルでかわいいキャラクターがでてきます。

ご興味のある方はオルガ・デ・ディオスの公式サイトをぜひ一度見てみてください。

【2歳~のWORLDLIBRARY Personal翻訳絵本】やまとあな Hill & Hole(ニュージーランド)

ワールドライブラリー翻訳絵本_やまとあな

本記事でご紹介する2冊目のWORLDLIBRARY (ワールドライブラリー)の絵本は『やまとあな』(Hill & Hole)です。

『やまとあな』は作/カイル・ミューバーン、絵/ヴァサンティ・アンカによるニュージーランドの作品で、ワールドライブラリーが日本で翻訳出版した絵本です。

ラッセル・クラーク賞2011年受賞の作品です。

◆『やまとあな』のあらすじ

「山」と「穴」は仲が良い友たち。しかし、性質の違いから山と穴が毎日見る景色が違う。
自分のままでも良いが、互いが見る世界を一度見てみたいと思う山と穴。
モグラの力でようやくその願いが叶うことに。しかし、入れ替わった山と穴はついつい元に戻りたいと思い始める・・。山と穴はどんな結末を迎えるのか。

台湾人ママYuka
台湾人ママYuka

誰でも他のひとを羨ましいと思うときがあります。
『やまとあな』は、

  • 周りを探究する行動に踏み出す冒険心
  • 行動による変容を受け入れて次に活かす包容力

を教えてくれる1冊です。
子供の教育にも、大人絵本としてもじっくり読んでいただきたい絵本です。


《参考》
おすすめおうち英語教材
モンテッソーリ式のSTEAM教育・おうち英語・中国語教材教具と教育情報

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