「おうち英語のInput量を増やしたいけど、教材の購入に躇躊する」
「子どものために、英語多読多聴を始めたいけど、どのツールが良いのかがわからない」
「Dr.Seuss(ドクタースース)絵本を子供に読み聞かせたいけど、発音に自信がない」
など、おうち英語の取り組みにこのような悩みがありませんか?
我が家で子供のおうち英語のインプット量を増やすための一つの取り組みとして、Amazon Fireキッズモデルを活用しています。
別記事で述べたように、我が家は子どもにタブレットを与えるのに大変抵抗感があり、3ヵ月にわたって悩んだ結果、3歳半の頃からAmazon Fireキッズモデルを英語のインプットツールとして取り入れました。
Amazon Fireキッズモデルを 1年間使用してきて、メリットとデメリットも感じています。
ざっくりというと、、
- デメリット・・・利用時間制限で端末が強制的に使えなくなる際に、子供がぐずってしまって大泣きするときがある(仕方がないことですが、慰めるのに大変手間かかる時がある)
- メリット・・・低コストで多様な英語インプット用のコンテンツを利用できる
本記事は「低コストで多様な英語インプット用のコンテンツを利用できる」という点にフォーカスして、 Amazon Fireキッズモデルで Dr. Seuss Reading Appを利用したおうち英語多読多聴についてご紹介したいと思います。
ちなみに、子供のタブレット利用にどうしても抵抗感がある方には、アマゾンのアレクサ(Alexa)端末を利用してみるといいかもしれません。
初心者向けのおうち英語にAmazonのAlexaを活用する記事↓↓
【Amazon Fire キッズモデル× Dr. Seuss(ドクタースース)多読多聴】Dr. Seuss Reading Appのおすすめ理由
タブレットのアプリを子供にあまり触らせたくない我が家では、正直、 Amazon Fireキッズモデルを おうち英語の多読多聴に利用するのに迷いがありました。
不安は完全に払拭したわけではないですが、なぜAmazon Fireキッズモデル で Dr. Seuss Reading App を活用することになったかについて、その理由をお伝えたいと思います。
【Amazon Fire キッズモデル× Dr. Seuss(ドクタースース)多読多聴】Dr. Seuss Reading Appのおすすめ理由① 読み書き初心者にやさしい作品が多い
おうち英語の多読多聴にAmazon Fire キッズモデルのDr. Seuss(ドクタースース) Reading Appをおすすめする理由の一つ目は、読み書き初心者にやさしい作品が多いためです。
Lexile®指数は、英語文章の難易度を表す指標の一つです。
Lexile®指数によると、 ~290Lはアメリカの小学校1年生レベル、200L~600Lは小学校2年生レベルと定義されています(詳しく知りたい方はLexile®指数 | GC&T公式ウェブサイトを見てみてくださいね)
Dr.Seuss(ドクタースース)のClassic Caseから見てみると、20冊のうち、14冊がアプリ化されていています。
Amazon Fireキッズモデルで使えるドクタースースリーディングアプリ14冊のうち、11冊は Lexile®指数600以下のものになります。
(※ Dr. Seuss絵本のレベル分けのなかで一番やさしいblue levelのNP2冊が含まない)
つまり、 アメリカの小学校2年生レベルの英語実力があれば、すらすら読めるはずの作品がほとんどなんですよね。
フォニックス学びが進み、少しずつ文字が読めるようになってきた幼児にとって、積み重ねが大切であり、 徐々に難易度を上げて学習していくと一人で読み書きする実力が身に付くではないかと思います。
我が家では、Dr. Seuss Reading Appの Hop on Pop → Green Eggs and Ham→Dr. Seuss’s ABC → Mr. Brown Can Moo! Can You?→ One Fish, Two Fish, Red Fish, Blue Fish、Fox in Socks→The Cat in the Hat→ The Cat in the Hat Comes Back → There’s a Wocket in My Pocket! の順に、読み書き練習の強化をしていく予定です。
(*Dr. Seuss’s ABC, Mr. Brown Can Moo! Can You? は散文ではないためLexile®指数はNPとなりますが、使われている単語からみると難易度はGreen Eggs and Hamと同じぐらいと思います)
《 Dr. SeussのClass caseに含まれる作品一覧 》
Dr. Seuss絵本のレベル分け | 難易度 | タイトル |
---|---|---|
blue level | ☆ | ・Hop on Pop * (190L) ・One Fish, Two Fish, Red Fish, Blue Fish * (270L) ・Dr. Seuss’s ABC * (NP) ・Mr. Brown Can Moo! Can You? * (NP) ・There’s a Wocket in My Pocket! * (460L) |
green level | ☆~☆☆ | ・Ten Apples Up on Top (200L) ・Green Eggs and Ham * (210L) ・Wacky Wednesday (370L) ・Fox in Socks * (380L) ・I Can Read With My Eyes Shut! * (380L) ・The Cat in the Hat * (430L) ・The Cat in the Hat Comes Back * (450L) ・ I Wish That I Had Duck Feet (520L) |
yellow level | ☆☆☆~ | ・Oh, The Places You’ll Go! * (AD600L) ・Horton Hears a Who!* (600L) ・Yertle the Turtle and Other Stories (600L) ・The Lorax * (560L) ・Dr. Seuss’s Sleep Book * (NP) ・The Sneetches and Other Stories (NP) ・Scrambled Eggs Super! (NP) |
():数字はLexile®指数
NP: Non-prose (散文体ではない)
【Amazon Fire キッズモデル× Dr. Seuss(ドクタースース)多読多聴】Dr. Seuss Reading Appのおすすめ理由② 音声にあわせて単語がハイライトされる
おうち英語の多読多聴にAmazon Fire キッズモデルのDr. Seuss(ドクタースース) Reading Appをおすすめする理由の二つ目は、 音声に合わせて読み上げ中の単語がハイライトされる点です。
0~6歳の絵本読み聞かせにおいて子供は3つのステージを経験すると言われています(※個人差有)。
子供の文字認識に関して、発達心理学の視点からみると、
・乳児期(0~2歳)の学びは音中心で、文字の存在に気付かない
・幼児期(3~5歳)になってはじめて文字の存在に気づき、ぺんを持つことに興味をもつ
・年長~小学生低年生になると、自分で書きたい、読みたいという気持ちが強くなる
というようなプロセスがあります。
つまり、文字に関心を持ち、絵本読みStage3段階にいる幼児は、自分で読み書きすることに興味を待ち始める子供なんですよね。
子供が文字に関心を持ち始めると、絵本読み聞かせにおいて、 大人が文字に指差しながら読み聞かせる事が大切なポイントになります。
なぜ、文字に指差しながら読み聞かせる必要があるでしょうか。
2歳過ぎて話が上手になってきた子供が時々絵本を持って声を出して絵本を読んでくれる時があると思います。
しかし、これは大人が繰り返して読み聞かせたことで、子ともが「耳」で聞いていた「声」を丸暗記し、「目」で見た「絵」とリンクできたため、アウトプットできたことを表しています。
つまり、ひとり読みができるわけではないです。
ひとり読みができるようになるために、子供が一文字一文字をしかっり認識する必要があります。
大人が文字に指差しながら読み聞かせることを通じて、子供が一文字一文字にフォーカスし、大人の「声」と「文字」をリンクさせることができるようになります。
すなわち、「大人が文字に指差しながら読み聞かせること= 子供が一人で読む・一人で書くことの基礎」、なんですよね。
Amazon Fireキッズモデルで使える Dr. Seuss Reading App は、絵本のストーリーを読み上げるとともに、音声に合わせて読み上げ中の単語をハイライトしてくれます。
「ドクタースースリーディングアプリの単語ハイライト機能=大人の文字への指差し」だと思いますので、我が家の場合、4歳半の子供の英語読み書き能力トレーニングのために、おうち英語多読多聴にドクタースースのリーディングアプリを取り入れることにしました。
ちなみに、我が家の文字読み強化の取り組み導入は遅いほうだと思いますが、その理由はせっかくの右脳思考幼児期を大切したいという思いからです。
文字が読めると、子供が大人のように文字に頼り、直感的な右脳思考から左脳思考に切り替えるため、あえて文字を意識させるような取り組みをしていませんでした。
それでも子供が3歳過ぎ頃から日本語→英語→中国語の順で文字を覚える興味が出て、4歳半過ぎた今では自分から書く意欲がだいぶ高まってきているので、文字の学びは焦らず、子供のペースで進めていけば良いと思います。
【Amazon Fire キッズモデル× Dr. Seuss(ドクタースース)多読多聴】Dr. Seuss Reading Appのおすすめ理由③ 絵をタッチしても単語を読み上げてくれる
おうち英語の多読多聴にAmazon Fire キッズモデルのDr. Seuss(ドクタースース) Reading Appをおすすめする理由の三つ目は、 絵をタッチしても単語が読み上げてくれる点です。
Amazon Fireキッズモデルで使えるDr. Seuss Reading Appでは、文字以外のところにタッチしても、タッチされた絵に合った単語が読み上げられます。
この点は、他の電子書籍系のアプリにあまりない機能であり、絵にも大変興味を持つ幼児の特性に沿った機能ですので、我が家のおうち英語多読多聴にドクタースースリーディングアプリを取り入れた決め手でした。
実はAmazon Fireキッズモデルで使える アプリのなかで、イギリス小学校でも使われている ORTのアプリ版もあります。
ORTアプリ版のlevel2、level6は無料で利用できます(2021/12/29時点)し、 ドクタースースリーディングアプリと同じく、 音声に合わせて読み上げ中の単語がハイライトされる機能があります。
コストが低く済むことから我が家のおうち英語の多読多聴に最初はドクタースースリーディングアプリ ではなく、 ORTアプリ版を取り入れました。
我が子は小さい頃から音声ペンを使う際もそうですが、文字だけではく、周りの図を色々とタッチする特性があるので、たぶん同じ感覚から、ORTアプリ版の絵をいろいろとタッチします。
絵をタッチしても反応がないので、子供は1回使っただけで興味がなくなってしまった(汗)ので、色々とタッチして反応してくれるドクタースースリーディングアプリに切り替えました。
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