「子どもに絵本を買ってあげたいけど、なにを買えばわからない」
「絵本選びが時間かかりすぎて、忙しいなかでなかなかできていない」
「絵本の定期購読が気になるけど、どのサービスを選んだら良いかを悩んでいる」
子供の絵本選びに悩んでいません?
乳幼児の絵本選びをする際に、
「発達に合わせて、数、言葉、形、色・・我が家でもってない基礎概念分野の本って何だっけ」
「この絵風、我が子が好きになってくれるかな」
「もっと物知りになってほしいから、理科系の絵本が欲しいな」
「教育面からすると、写真でなくても、実物に近い絵風のほうがいいな」
「この絵本の口コミが気になる。大丈夫かな」
など、いろいろ悩んでいている中で時間がどんどん過ぎてしまう経験をしたことがありませんか?
我が家では子供の首がまだ据わっていない頃から、中国語、日本語、英語の読み聞かせしてききて、絵本選びにだいぶ悩んでいました(笑)
特に、月齢や子どもの興味に合わせて子供の本を増やしたい思いが強いから、「今我が子と○○分野の絵本を読んだら一番効果的なはず!」という明確なイメージがある際は一番苦労します。。
そんな中で、絵本選びに手助けてくれるのは・・・絵本の定期購読サービスです!
もちろん、絵本の定期購読はメリット、デメリットがあります。
絵本の定期購読デメリットとしては、たまに自分の価値観と合わない本が届くことがある点だと思います。我が家の場合は、「うん?」と思う本が届く頻度が高ければ、そのサービスを迷わず解約します。
では、我が家が使ってきて、ママの絵本選び時間を節約する面からも、子供の教育の面からもとても助かっている日本語、英語、中国語絵本の定期購読のサービスをご紹介します。
子供がそばにいながら在宅勤務する状況が続いているなかでなるべく子供が家にいても飽きないよう工夫している方、毎日子育てと家事でいっぱいで少しでも時間を節約して一人の時間を増やしたい方、子供のマルチリンガル教育に興味がある方のご参考になればと思います。
日本語の幼児向けおすすめ絵本(定期購読)
日本語の幼児向け定期購読絵本に関して、我が家が利用しているのは、3社のサービスです。
①名作が多い福音館、②教育や保育現場の教材を作っているフレーベル館、③世界の絵本を読めるワールドライブラリーです
日本語の幼児向け月刊誌① 福音館
福音館の定期購読は、妊娠のときから生まれてくる赤ちゃんのために購読していました。
我が子は今4歳なので、我が家の月齢での使い方についてまとめてみると:
- 0~2歳の頃:「こどものとも0.1.2」、「こどものとも年少版」が中心
- 3~4歳の頃:「こどものとも年少版」、「たくさんの不思議」が中心で、時々こどものとも0.1.2も使う
こどものとも0.1.2 | こどものとも年少版 | たくさんのふしぎ | |
対象年齢 (公式) | 10か月~2歳 | 2歳~4歳 | 小学校3年生~ |
特徴 | ・とにかく、シンプル ・乳児が注意を向けやすく絵(大きく、シンプル) ・やさしい単語やシンプルで短い文が中心 ・赤ちゃんにとっても身近なテーマが多い | ・扱うテーマの幅がやや広い ・短文絵本と、やや長めな話絵本のバランスが良い(年間) | ・文にひらがな/カタカナだけではなく、漢字も使う ・1テーマに対して、深くまで探究する |
我が家の使い方 | ・0~2歳頃の読み聞かせにほぼ毎日使用 ・3歳半から子供がひらがなを大量に覚えることに興味が出た時期にも大活躍 | ・こどものとも0.1.2の語彙やテーマ補完のために0歳から併用 ・3歳の頃は子供はこどものとも年少版シリーズの長めの話絵本が大好き | ・4歳半過ぎた頃から購読 ・読み聞かせを音声ペンに録音 |
我が家の福音館定期購読絵本利用の軌跡
我が家では、 福音館の0~2歳児の向けの定期購読「こどものとも0.1.2」、 2~4歳児の向けの 「こどものとも年少版」を、0歳のときから読み聞かせていました。
「こどものとも0.1.2」の特徴としては、とにかく、シンプルという点です。
シンプルな絵と、簡単な単語や短い文の構成でされているので、言葉を学び始める0-2歳の乳児にとって、おそらく興味がでない子はいないと思います。
言葉や絵本に対する興味を引き出してくれるという点にとても恩恵を受けました。
ただ、乳幼児向けなので語彙量はやや少ないと感じる面もあり、そのため我が家は0~2歳の時期に「こどものとも年少版」も併用してきました。
「こどものとも0.1.2」の購読は、子供が満3歳の際でやめました。
ちなみに、2歳頃に、3~5歳対象の「ちいさいなかがくのとも」も一時的に購読してみました。
身近なものから科学の素養を育てる内容が充実していて親としてぜひ読んでほしい内容ばかりでしたが、我が子が「こどものとも年少版」に興味を示すのに、 「ちいさいなかがくのとも」に なぜかなかなか興味を示さなかったので(泣)、半年で購読をやめました。
4歳半ごろに、中国語の絵本でかなり長めの絵本(80ページ程度、1冊を読み聞かるのに30分もかかる)をじっと聞けて、内容を理解しようとして質もしてくるので、日本語の絵本もレベルアップする頃だと思い、「たくさんのふしぎ」を購読し始めました。
「たくさんのふしぎ」の特徴は、漢字も使い、扱うテーマが広く、1テーマに関して細かく深く探究する点です。
4歳の我が子はパパと楽しく読みながら、何で何でと質問したりしているので、これからの変化が楽しみです。
★購読サイト: 福音館
日本語の幼児向け月刊誌② フレーベル館
フレーベル館の定期購読絵本「ころころえほん」と「しぜん」を1歳のときから購読し、3歳になってから「がくしゅうおおぞら」を購読しています。
「ころころえほん」は1-3歳向けなので、福音館の「こどものとも0.1.2」より語彙量が多い印象です。また、月によって、ストーリーだけではなく、歌絵本(こどものうたを絵で表すコンセプトで作られる)が届く月もあるので、手遊びなどにも活用していました。
ころころえほんも福音館の「こどものとも0.1.2」と同じタイミングで、子供が満3歳のときに購読をやめました。
・しぜん
「しぜん」は子供向けの科学の雑誌で、絵ではなく実物の写真が多くあるシリーズです。
毎月1テーマだけ扱い、そのテーマに関して様々な角度から実験したり、本物の写真と幼児でも分かりやすい文で紹介されています。小学校の自由研究にも活用できそうです。
対象年齢は4-6歳ですが、我が子は1歳のときから毎月楽しく読んでいますので、乳幼児にもおすすめです。4歳になったいまでも継続購読中です。
ただ、ハードカバーで本の角を丸めていない作りなので、小さい子供が利用するときには要注意です。
がくしゅうおおぞらは、 フレーベル館5-6歳向けの定期購読シリーズです。
就学にむけた構成となっていて、世界や小学校での生活に関して所々で紹介されるので、子供に小学校の学習を慣れてもらうのに大変役に立つ内容です。
また、月ごとに、季節や行事にあうコラムがあり、我が家では小学校受験を意識して活用しています。
我が子が4歳過ぎたころからほぼ毎日がくしゅうおおぞらを読んでいますので、年少後半からでも楽しめる内容ではないかと思います。
キンダーむかしむかしライブラリーは、フレーベル館の4~6歳向けの定期購読絵本です。
日本の昔話と、世界の童話を毎月交代で配本されます。
我が家は日本の昔話絵本を持っておらず、世界の童話も中国語と英語で読み聞かせていたので、小学校の受験を意識して今年から購読しはじめました。
★購読サイト:フレーベル館
日本語の幼児向け月刊誌③ ワールドライブラリー(WORLD LIBRARY)
ワールドライブラリー(WORLD LIBRARY)は、世界の翻訳絵本を毎月1冊自宅に配本される定期購読のサービスです。
日本にいながらも、子供の世界観を広げたい方にぴったりではないかと思います。
おはなし絵本だけではく、しかけ絵本や、図鑑のような絵本など、配本される絵本のバリュエーションが豊富であることも特徴です。
我が家でも子供が0歳~1歳のときに、ワールドライブラリーのしかけ絵本が我が家で大活躍していました。しかけ絵本を選ぶことに不器用な私にとって大変助かりました。
我が家は子どもが3歳頃にほかの支出とのバランスを考えワールドライブラリーを辞めたのですが、いまでも、ワールドライブラリーが扱う絵本の深さにとても感心しています。
世界中の方の価値観が異なるため、日本や台湾の絵本でなかなか見られないストーリーの構成や視点を触れることができ、例えば、別記事で書かせた自己探索絵本、勇気が出る絵本は大人が読んでも学ぶことが多い絵本だと思います。
ちなみに、年齢別(1歳3ヶ月~7歳11ヶ月まで)で毎月の配本が決まっていて、もし配本予定の絵本がすでに持っている場合は、申し出れば子供の月齢にあった代替絵本もしくは購読代相当なと図書券が変わりに送付されるようです。
★購読サイト:ワールドライブラリー
★ますは赤ちゃん向けしかけ絵本を試したい方におすすめ:ワールドライブラリーの赤ちゃん向けしかけ絵本セット
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