3歳になった我が子がここ1週間で言葉だけではなく、数字や文字などが急に上手になってきて、一日子供をあまり接しないパパさえも感じられるぐらいです。モンテッソーリ教育のなかの重要な法則である敏感期かもしれません。
書籍によって表現が違う場合もあるようですが、我が家で参考にしているモンテッソーリ教育の本では、敏感期を秩序、運動、言語、文字、数、感覚、文化と礼儀の7種類に分けていて、敏感期が見られるときにその分野をのことを効率よく吸収できるため、子供の能力を伸ばすための最適な時期だそうです。
そんなわけで、ここ数日は一緒に読み書きをする以外の時間に、どうやったら子供の数字や、文字(特にABCと台湾の注音)を効率に学ばせたらよいかを調べているうちに、マルチリンガル対応の知育玩具Marbotic(マルボティック)を発見しました!
マルボティックはモンテッソーリ教育からヒントを得て、木製ブロックとタブレットのアプリで一緒に遊ぶ、ABCと数に特化したフランス発の知育玩具です。
子供にタブレットを持たせることに抵抗感がある自分でも動揺してしまいましたので、ご紹介したいと思います。
Marbotic(マルボティック)はどんな玩具?
Marbotic(マルボティック)はモンテッソーリ教育からヒントを得て「遊びながら新しい発見をし、飽きずに学習できる」ことをコンセプトとした、フランス発の知育玩具です。
伝統的な木製ブロックを、タブレット機器と組み合わせして遊ぶ新感覚なおもちゃです。
木製ブロックに金属と伝導性プラスチックが組み込まれていて、専用アプリをインストールしたタブレット機に木製ブロックをタップすると、タブレット機がブロックを認識する作りです。
つまり、マルボティックを始めるために、専用ブロック、タブレット、専用アプリが必要です。
- 専用木製ブロック
日本国内の正規品としてのラインナップは、①Smart Numbers、②Smart Letters、③Smart Kit(Smart NumbersとSmart Lettersが一緒になっているセット)の3種類です。
*並行輸入品にはSmart Shapes、Sesame Street×MarboticのSesame Street Numbersもあります。 - タブレット*(自宅のもので)
*タブレットはipadでもAndoridでもよいが、アンドロイドの場合、利用できない端末があるため、事前に確認しておくと無難です - 専用アプリ(ダウンロード可)
Marbotic(マルボティック) の良い所は?
Marbotic(マルボティック) の良い所というと、ずばり、教育機能が優れる点です。
- マルボティックは幼児~小学生向けの言語と数学習特化知育おもちゃ
- 学校先生もマルボティック専用アプリの開発チームに参加
- ヨーロッパの教育現場で数多くの学校がマルボティック導入
マルボティックが気になりすぎて、色々と調べていくなかで、オランダの学校では約70%がマルボティックを導入している、ということが分かりました。
Marbotic products are for all teachers who see the value in transforming tablets into powerful learning tools. With 70% of all Dutch schools now fully equipped with Marbotic toys, together we’re gradually bridging the gap between physical and digital play in the classroom.
Marbotic HP: Hands-on Preschool Learning Games for the Classroom – Marbotic
子供の遊びを大切にして自主性を育てる教育が有名のオランダ教育現場で大いに活用されていることからマルボティックの専門性と信頼性がすごいな、と思いました。
ヨーロッパの学校ではMarboticを単なるのおもちゃで見ているより、子供の言葉や数理力を育む教材として位置づけているかもしれませんね。
Marbotic(マルボティック)の専用木製ブロックはどんなもの?
Marbotic(マルボティック)の専用木製ブロックがどのようなものか?
と気にされる方のご参考のために紹介したいと思います
《 Marbotic木製ブロック内容物 》
・Smart Numbers:0~9の数字ブロック
・Smart Letters:26個のアルファベットブロック
・Smart Kit: Smart Numbers + Smart Letters
マルボティックの木製の見た目に関して、数字やアルファベットの型はめのおもちゃとほとんど似ています。製品に付いている型と合わせて利用すれば、型はめのおもちゃとしても遊べます。
型はめおもちゃとの違いは、マルボティックは各ブロックのなかにタブレットに識別してもらうためのチップが入っているところでして、子供が木製のブロックをタブレットにタッチすれば、タブレットがブロックを識別して喋ってくれます。
マルボティックを一人で遊んでいるうちに文字や数字の正しい読み方、数字の計算が自然にわかるようになるので、ママ・パパにとってとても嬉しいですよね。
ちなみに、マルボティックは英語(イギリス英語・アメリカ英語)、フランス語、スペイン語、ドイツ語、オランダ語、スウェーデン語、デンマーク語等、多言語に対応しているため、設定さえすれば、遊んでいるうちに子供がマルチリンガルに!という効果もあります。
Marbotic(マルボティック)の専用アプリはどんなものがある?
Marbotic(マルボティック)はモンテッソーリ教育からヒントを得て「遊びながら新しい発見をし、飽きずに学習できる」ことをコンセプトとした、フランス発の知育玩具です。
Marboticの専用アプリについて現時点(2022年11月07日)は、iOSでは計6種類のアプリが用意されています(Smart Numbers×2種類、Smart Letters×3種類、Marbotic App×1種類)。専用アプリは種類によって対象年齢が異なるため、幼児から小学低学年まで長く遊べます。Apple store から無料でダウンロードできます。
Androidでは、計7種類のアプリが用意されています(Smart Numbers×3種類、Smart Letters×4種類)。Google Playからダウンロードできます。
それぞれの専用アプリの詳細は以下です。
(出典:Learn How to Set Up and Install Your Marbotic Learning Set – Marbotic)
【Marbotic】Smart Numbers用のアプリ
Smart Numbers用のアプリは、数字の概念を学ぶためのもので、
①0〜10を学べる『10 fingers』(2〜4歳向け)※Androidのみ
②100までの数量の概念を学べる『Up to 100』(4〜6歳向け)
③足し算と引き算が学べる『More or Less』(5〜8歳向け)
があります。
【Marbotic】Smart Letters用のアプリ
Smart Letters用のアプリは、言葉を学ぶためのもので、
①アルファベットを学べる『Alphamonster』(2~5歳向け)
②語彙力を育む『Vocabubble』(3歳〜6歳向け)
③自分で単語を作って遊ぶ『Bla Bla Box』(4〜7歳向け)
④綴りを学習して読み書きスキルを高める「Lil reader」(4〜7歳向け)※Androidのみ、
があります。
Smart Letters のアプリはアルファベットはもちろん、読み書き基礎のフォニックス学びや、文作りのトレーニングも充実しているので、おうち英語を取り組んでいる家庭にとって、Smart Lettersの活躍場が多いです。
【Marbotic】Smart Numbers と Smart Letters共通用のアプリ
上記以外に、Marbotic App※iOSのみというSmart NumbersとSmart Letters向けのサブスクリプションアプリとしては、というのがあります。
我が家のMarbotic(マルボティック)利用感想
Marbotic(マルボティック)の一番良いところは、木製ブロックとタブレットを併用しているところだと思います。
木製ブロックを併用することで、子供は実物を手に取って画面にはめる必要があるため、タブレット画面に一点集中することはないです。この点は、タブレット育児を避けたい親にとってとてもありがたいです。
そして、マルボティックのアプリのなかで、我が子はとにかく、Smart Lettersの「Vocabubble」を気に入っています。
Vocabubbleは子供の単語量を育むことを目的としたマルボティックのゲーム型アプリです。
プレーヤー1人、もしくはプレーヤー2人で遊ぶことを選択できるのですが、我が子は二人で対戦することをかなり好きです。
遊び方としてはとてもシンプルで、まず、それぞれのプレーヤーがまず自分が使うアルファベットを画面に設定(木製ブロックをタブレットにタッチ)し、それでゲームが開始します。プレーヤーが画面に出てきた単語の絵を見て、自分が選んだアルファベットから始まる単語の絵に木製ブロックをタッチし、得点が早いプレーヤーが勝者になります。
まぁ、親子で遊ぶと、子供との語彙量の差はやはりあるので、子供のモチベーションを維持するために、私はよく負けるようにしていますが(笑)、瞬時でそれぞれの絵と単語の頭文字をリンクする力と集中力を育てるゲームであるため子供にとってはとっても刺激だと実感しています^^
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