先輩ママとして周りから、
「出産祝いは何がいい?」
「もらって嬉しかったものは何?」と聞かれますが、
私はいつもズバリと「絵本」と答えます。
なぜ出産祝いに絵本が良いのでしょうか。
答えは一つだけ、ママが忙しいからです。
特に新米ママは産まれた赤ちゃんを世話するだけで精一杯です。
産まれた赤ちゃんのために何か絵本を読み聞かせたいけど、余裕がないなかでゆっくり子供に合う絵本を探す時間はなかなかないです。絵本を選びたい、絵本を選びたいと毎日思っても、一見簡単なことなんですが、ワンオペ育児で心身とも疲れている新米ママにとってなかなか実現できないことです。
絵本の読み聞かせは子供の成長に良い影響があるとわかっても、おむつや服、よだれかけなどすぐ手元に無いと困る日常用品と比べるとどうしても緊急度が下がります。
だから、絵本選びの作業がついつい後伸ばしされるのです。
自分もそうだったです。
だから、私は、余裕がない新米ママには、絵本をプレゼントすることは、ママの負担を軽減できると考え、出産祝いにはいつも絵本にしています。
では、0歳の子供にはどんな絵本が良いでしょうか。
乳幼児の指先発達にも良い「仕掛け絵本」がおすすめです。
前書きが長くなりましたが、こちらの記事ではマルチリンガル育児の視点からおすすめの仕掛け絵本絵本3選をご紹介しますね。
【出産祝いにもおすすめ!0歳からのマルチリンガル絵本①】ワールドライブラリーの仕掛け絵本
おすすめの0歳からのマルチリンガル絵本の一つ目は、
ワールドライブラリー(WORLDLIBRARY)のしかけ絵本です。
ワールドライブラリーについてよく知られているのは世界中30か国以上の翻訳絵本を家庭に届く定期絵本購読サービスです。ワールドライブラリーの定期絵本配本サービスのラインナップでは、物語絵本や図鑑絵本などだけではなく、仕掛け絵本も多く含まれています。
そこで、特に赤ちゃんにおすすめしたいマルチリンガル絵本は、我が子が大好きのイタリアの「あおいよるのゆめ」です。
翻訳絵本「あおいよるのゆめ」(nella note blu)はワールドライブラリーで1歳6か月の子供に配本している絵本です。
指でスライド式の仕掛けを動かすと、チューリップや星、虹などが鮮やかな色で出てきます。
我が子はまだ1歳になっていないときからいつも楽しく夢中して遊べました。
3歳になったいまでも時々、「あおいよるのゆめ」を一人で指を動かしながら声を出して読んだり、持ってきたりします。0歳から3歳を過ぎても飽きずに読んでいるので親としても嬉しいですよね。
赤ちゃんの頃から長く使える仕掛け絵本がほしい方には、ぜひ「あおいよるのゆめ」を読んでいただきたいですね。
ちなみに、先日気づいたのですが、ワールドライブラリーで「あおいよるのゆめ」をはじめ、「すてきなちきゅうへ」、「facesはじめてのえほん」の3冊翻訳絵本をセットで期間限定で発売されているそうです!
【出産祝いにもおすすめ!0歳からのマルチリンガル絵本②】Lulu Lovesシリーズ
おすすめの0歳からのマルチリンガル絵本の二つ目は、
イギリスのBLOOMBURY社出版の『Lulu Loves』シリーズです。
『Lulu Loves』シリーズは、めぐる式の仕掛け絵本で『Lulu Loves Colours』 、 『Lulu Loves Noises』、『Lulu Loves Numbers』 、 『Lulu Loves Shapes』の4冊で構成されています。いずれも、身近なテーマで幼児の基礎概念や言葉の習得に役立つ良本です。
『Lulu Loves』シリーズは世界50か国以上で発売されている仕掛け絵本で、様々な国の言葉に翻訳されています。マルチリンガル育児にはぴったりですよね。
ちなみに、我が家が購入したのは台湾で発売されている中国語バージョンです。赤ちゃんの頃は耳や指先の訓練に、3歳になって今は中国語の漢字や注音(台湾華語のひらがなみたいなもの)の読み書きに利用しています。我が家で大活躍しているシリーズです!
日本ではアマゾンで英語バージョンを買えます。出産祝いなど小さい子供への贈り物は安全面からボードブックを選んでくださいね。
【出産祝いにもおすすめ!0歳からのマルチリンガル絵本⑤】はじめてのえいかいわえほん
最後におすすめする0歳からのマルチリンガル絵本は、
『はじめてのえいかいわえほん』です。音声ペン付の一冊です。
『はじめてのえいかいわえほん』は小さい子供がに大人気のこどもちゃれんじ、こどもちゃれんじEnglishを出版しているベネッセ社の辞書型の絵本です。監修はこどもの英会話教室でよく使われる教科書「Let’s GO」シリーズの仲田利津子先生です。
『はじめてのえいかいわえほん』対象年齢は1.5歳からですので、まだ音声ペンを握ることが難しい0歳の頃は養育者が操作する必要がありますが、おすすめするポイントとしては、英語の単語ではなく、文+単語、歌で英語を学べる点です。
『はじめてのえいかいわえほん』のコンテンツはStage1~Stage4に分けられ、計21テーマがあります。Stage1~2は名前や色、食べ物、家族、1~20の数字など基本的なテーマで、Stage3~4になると、病院いくときや朝の支度の場で使えるフレーズ・単語、場所探しの際に使えるレーズ・単語などがでてきます。幼児期だけではなく、小学校に入ってからも使える1冊です。
音声ペンは小さい子にとってはおもちゃのようなもので、遊びながら英語の文と単語から自然に英語を身に付けることは親にとってとってもありがたいです。我が家は子供が0歳の時から重宝しています。0、1歳のときは玩具として、2歳すぎてからはペンらしく使えるようになり、3歳になったいまは文や単語をなぞりながら使っています。
ちなみに、我が家が『はじめてのえいかいわえほん』購入したときにはまだなかったですが、今年の7月に新装版が発売されたようで、音声ペン以外に、持ち運び用のミニえほんも付いているようです!
コメント